書き・2000/9/20
AIR
シナリオ |
キャラ |
音楽 |
システム、操作性 |
それ以外のなにか |
75 |
70 |
90 |
90 |
80 |
音楽/CD 音声/無し 修正ファイル/なし
プレイ日記(ネタバレあり)
- ストーリー、ゲーム性とか・・・
- 法力使いな国崎住人(名前変更可)が一応は主人公。法力で人形を操り、それで芸をしつつ旅を続けて
いる。空にいる翼の少女に会うために。
とある日、路銀がつきてバスから降ろされる。
バスから降ろされたその町。そこで色々です。
このゲーム。主人公が法力使いだという時点ですでにフツーではありません。
そのうえ、登場するキャラがかなりの高確率で『変』です。嫌な感じに変だというわけではないのではあり
ません。けど個人的は、あまり好きな世界観ではないです。
さらには謎が多いです。一回プレイして、それでその世界の全てを理解するのは難しそうです。
進み方は、メインキャラが3人いて、そのそれぞれでクリアすると別のシナリオができるようになっていま
す。一見すると3人でというのは少ないように思えますが、そんなわけでプレイ時間はそこそこに長くなる
と思います。
けど・・・個人的な意見としては、3人は多いです。むしろ1人でいいです(これは、クリアした人には
なんとなくわかるはず)。
文章。これについては・・・ところによってクドかったりフツーだったり、それでいて感動されられたり
です。悪くはないし、むしろなかなか良いのです。フツー以上ではあります。けど、特別ななにかは感じられませんで
した。
雰囲気は良いのですけどね。
- 曲とか・・・
- 夏影(7トラック目)。ピアノの感じのこの曲です。最初に聞いたときは『なかなかよい曲だねぇ』程度
に感動していたのですが・・・後半になってくるとそれだけで泣けます。夏影が流れてくると、胸の奥から
『じわわ〜』っととしたモノが込み上げてくるのです。
使い方もほぼ完璧。『MOON.のおかあさん』や『Kanonの冬の花火』のときのようにそれほど不満
に思った箇所もなく、ばっちしその場の雰囲気にあってます。
やられた。ありがとう。そのセンスは神ですな。
全体としてもそこそこにレベル高いです。
ちょっと気になったことといえば、曲の切り替わりが少し多かったような感じがしたことですね。場面に
合っていることは合っているのですけど、その曲の半分も流れていないうちからパッパと変わっていくのは
なんだか違和感がありました。
曲がいいんですから、曲に合わせて文章を書くくらいのことをやってほしかったですね。
歌もありましが、挿入歌に少し感動した程度で、エンディングの方は・・・世間様で人気があるほどには
お気に入れませんた。挿入歌だって、どっちかっていうと場面の雰囲気に感動でしたし。
- システム、操作性とか・・・
- 快適。読み返し、未読で止まる早送り、ctrlキー早送りアリ。セーブ箇所も多く、特に少なく感じる
とこも無しです。
CDがなくても起動できますし、ちょっとなにかを確認したいときにも安心です。
- なんかいい場面、キャラとか・・・
- 泣けました。シナリオが良いですね。実際はどうだかわかりませんけど、後半にかぎってはシナリオが
良かったのでしょう。ネタバレってしまうのでくわしくは書けないのですが、少なくともMOON.のよう
に『主人公の心理描写が良すぎ』ということではないです。つまり、単純にシナリオが良かったので泣けた
のでしょう。
どんな感じのシナリオなのかといえば・・・家族ですね。私的にヒットなテーマです。
- 9/9(土)
- ついにAIRです。今回は、ONEやKanonの時とは違って名前はデフォで行きます。なんとなく、
今回は変えない方がいいような気がしましたので。
始めてみてまず思ったのは・・・『なんかRibbon2のシステムに似てない?』でした。
が・・・それはさておき進めます。
んで、多少は思い込みもあるのでしょうけど、なんか文章が良いですね。こう・・・頭の中にスススーっと
入り込んでくる感じです。少しばかり自分の感覚と違ってしまうのは仕方ないですが、それにしてもほぼ
違和感なし。読んでいて気持ちいい文章です。
ストーリーの方は・・・平和ですね。
そしてキャラは変でした。(謎)
そんな中で、主人公はとあるきっかけから新たな相棒を手に入れることなる。その時、『手足の長いぬい
ぐるみ』という単語が登場した直後に私は『まさかそんなことは・・・』と思いました。そして次の瞬間、
私の予感は当たってしまいました。そのぬいぐるみは『なまけもの』でした。私はそれを知って椅子から
転げ落ち、床に肘と膝をついた状態で『なぜ・・・なぜになまけもの? うぐぅぅぅ、郁未ぃ』と唸って
いました。(爆)
うーむ。なにか因縁でもあるのだろうか・・・。(謎)
それ以外は平和でいい感じです。
・・・でしたが、なんかいつの間にか終わってしまいました。(汗)
何回かやり直したのですけど、でもさっぱりダメです。何事もなかったかのようにタイトル画面へ戻されて
しまいます。一応は観鈴で進んでいるようでしたが・・・ダメでした。
そんなわけで今日は断念。
- 9/10(日)
- 昨日、いきなりわからなくなってしまったため、さっそくですが攻略を参照して進めます。ここはさすが
AIRといったところか、攻略をやっているページはすぐに見つかりましたね。
んで、観鈴でクリアしました。
・・・・・。
あー・・・一応はクリアしたのですけど、よく意味が分かりませんでしたー。(汗)
ONEやKanonの時は、意味が分かりづらいながらも感動があったのですけど、今回はなんだか微妙で
す。この観鈴シナリオに限っては、後半よりもむしろ前半の方がよかった気もします・・・。
音楽は良かったですね。今のところクリティカルヒットなものがありませんけど、全体として良いです。
いまのところ1番感動したのは7トラック目の『夏影』ですね。
どの曲も印象にも残らないゲームもある中で、1回目のプレイからお気に入れる曲があるって事はなかなか
すごいことです。
- 9/11(月)
- 今回は美凪です。
初回プレイのときにも感じていたことですが、やはり彼女は変でした。(爆)
主人公は火がおこせなくて困っていましたが、今まで一人で旅をしてきたわりにはサバイバルな知識を
あまり持っていないらしい。そりゃ木の棒で起こせとは言わないけど、なにかしら方法はあるでしょう。
だいたい、嘗てはお金があったのですからライターの一つでも買っておけって・・・。
それはともかく私は思ったのですけど、このゲームって連続してクリアしたらダメなのかもしれないです。
どうも疲れます。前半の方がなんか良かったような雰囲気です。
あ、それはもちろん私的なことで、一般的にはどうだかわかりません。
んー・・・いやむしろ、今私の置かれた状況がいけないのかもしれない。こんなダラダラして状況下で
プレイしているから無意味に疲れてしまうのかも・・・。(汗)
んで、今回は途中までしか進めていません。観鈴のときに比べるとなにか長く、精神的に疲れてきたので
無理には進めず中断です。
まあ、明日にはクリアできるでしょう。
- 9/12(火)
- 美凪の続きです。
実は美凪、背が高かったことが判明。なんと169センチでした。見た目にはそれほど変わらないでしょう
けど、正確に言うと私より高いです。
するってと、住人くんは180くらいでしょうか・・・。
・・・高っ。(汗)
んで、ストーリーが進むつれて謎が増えまくってゆきます。もはや観鈴のレベルではありません、ほぼ意味が
がわかりません。
はっきり言ってこれは違う。
そりゃね、クリアしてみないことにはなんとも言えませんけど・・・でもなんか違うです。(汗)
と思っていたらスタッフロールもなく終わる。
ぐはぁ・・・。(滅)
美凪と旅立ってそれで終わりでした。
しかし私はめげずにやり直します。
すると、どうやら後半の選択肢が間違っていたらしい。
・・・・・
・・・
あのー・・・やっぱり意味不明なのですけどー・・・。
あー・・・いや、これはきっと私が悪いんです。
でも、フツーよりはわかりにくいのは確かだと思うです。
なんだか『Rebirth』の事を思い出してしまったですよー・・・。
でもまあ、なんとかクリア。
最後の、みちるとの別れ際はなかなか良かったですけど・・・やはり謎が・・・。(汗)
もうとにかく謎なんですよ。
もう一回やり直すしかないのかねぇ。(うぐぅ)
- 9/13(水)
- 今回は佳乃です。ズババッと前半をすっ飛ばし、23日頃から始めます。
そこで1つ謎が解ける。美凪のとき、主人公は学校へ靴のまま入っていたのですが、特にそのことにはふれ
ていなかったのでそういう学校なのだと思っていたのです。けど、佳乃にそのことを突っ込まれました。やはり
靴のままではダメだったらしい。
っと、そんな住人くんですが、あの妄想には大賛成♪(爆)
そーかぁ。住人くんはそういうのが好みなのね。
思い返せば観鈴のとき、『なにかしたほうが・・・』という言葉に対してまっさきにあんな事考えてました
しねー。(謎)
うんうん。(追謎)
このシナリオは・・・フツーに面白いですね。
この文章に慣れてしまったのか、それとも私が変わってしまっていたのかは謎ですが・・・面白いです。
面白いのですから、この際、深く考えるのは止めましょう。
っというわけでクリア。
なんか感動。
・・・・・。
でも私的には・・・聖の視点で進めてみたいねぇ。
なんてったて、聖が風船を渡すシーンが1番よかったような気がしますし。
オマケに突っ込みを1つ。祭りの屋台で、手前の右側のやつ。『カステーラ』と読めます。しかし、反対側
から読もうとすると『ラーテスカ』と読めるのですよ。これは一体・・・。そこで売られているのはいったい
なんなの?
- 9/15(金)
- 1日しか休んでいないのですが・・・まあとにかく始めます。
そしていきなりですが、不意を突かれます。いきなり過去です。
いやぁー、まいったまいった。
うんとねー・・・主人公が妙にムカつきましたが、まあ後半には慣れたので良しとしましょう。
まっ、それはいいです。
次。どうしても先が気になったので夜タイトルを少しだけ進めました。
今度はカラスでした。もうどうにでもしてくれって感じですな。(汗)
そしてそこで私はしみじみと思ったのです。やはり『夏影(7トラック目)』は良いですね。実は、佳乃と
美凪のそれぞれのシナリオでは1度も聞けず、ちょっと寂しかったのです。が、今考えるとそれは正しい曲の
使い方でした。夏影は観鈴のテーマですね。・・・正確には、『観鈴と過ごす時に流れるテーマ』です。
カラスですよ。カラス視点でさえ感動できるってことは、これはやはり曲の勝利でしょう。このセンスは
神ですね。
んで、住人くんの立ち絵が登場。
そこで私は思い出した。もしかしたら、『きゅぴーん』が見られるのではなかろうかと。
・・・・・・
・・・
見られた。
おぉ・・・きゅぴーんだぁ。(笑)
んで、先も長くなりそうなので途中でやめておいた。
- 9/16(土)
- 月タイトルの続きです。
相変わらず夏影が感動で、カラスなのがちっと惜しいくらいです。
晴子さんの独り言。晴子さんはちゃんと観鈴のことを考えていたんだね。うんうん。私はわかっていたよ。
わたしゃアンタのことを信じていたよ。
つーわけで感動〜。
そしてサクサクと進めてゆくとカラスの正体が明らかにっ!
うわっ、そんな真実がぁぁぁっ!
人形を歩かせるカラスくんに感動。
うるぅ〜。
そして、1度家を出た晴子さんは帰ってきました。
・・・・・・
・・・
うぐぅーっ! 涙が止まらないーっ!
シャツの袖で涙を拭うも、進めるにつれてますます涙が・・・。
うぐはぁ・・・。(泣)
ってなこんなで、晴子さんが帰ってきてからしばく泣く。
そんなわけからか、それからは少し落ち着いてプレイできました。
しかしアレですね。えーっと・・・プールから出ると胸の辺りがスースーしません? そう、あんな感じに
なりました。泣きのせいで。
・・・・・・
・・・
クリア。
・・・・・。
んー・・・。
・・・・・。
ちょっと謎です。
わりと残念。
けど・・・面白かった。
なにしろ泣けた。
こんなに泣けたのは・・・MOON.の4回目を除けば久しぶりですね・・・。
そう、面白かった。住人くんがカラスになってしまったのは残念でしたけど、それ以外はいい感じです。
そしてそこで私の率直な意見を述べるならば、主人公を晴子か観鈴にして、それから美凪と佳乃のシナリオ
がなければ良かったかも。
そうすれば、私的に1.2倍くらいお気に入れた気がします。
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