書き・2000/5/31
鬼ノ棲ム桜
シナリオ |
キャラ |
音楽 |
システム、操作性 |
それ以外のなにか |
40 |
60 |
45 |
70 |
30 |
音楽/CD 音声/なし 修正ファイル/なし
プレイ日記(ネタバレあり)
- ストーリー、ゲーム性とか・・・
- 「ミステリー研究会」に所属する遠沢隆一(名前変更不可)が主人公。
物語はミステリー研究会がとある寺へ合宿に訪れたところから始まります。
そこで主人公は不思議な桜と出会い、そして不思議な感覚に襲われるのでした・・・。
実はこの主人公、かなりの虐められ屋です。ミス研のほぼ全員からイジメを受けています。
そしてその部分にこのゲームの最大の欠点があるのです。なぜ虐められているのかというのが明確になって
おらず、虐められつつもその会に留まっている理由もわかりません。この虐められ様もかなりキツく、
どうして合宿にまでついてきているのかがわかりません。
虐められている理由についてはどうにか察することが出来るにしても、それ以上に不可解なことが多すぎます。
主人公の復讐がメインなのにその辺が曖昧なので、物語が薄い感じになってしまっています。
プレイ時間的にはかなり短く、1回あたり2時間もあればクリアできるでしょう。
1回目プレイでクリアデータがセーブでき、2回目で違う展開が見られるようになっています
- 曲とか・・・
- 感動的な感じではありませんが、雰囲気には合っていると思います。
音楽の効果でドキドキ感が増すこともありましたので、フツーよりはほんの少しだけ上。
- システム、操作性とか・・・
- 文字表示がノベル風で、縦表示と横表示があります。デフォルトでは縦表示になっていて、最初のうちは
違和感もありますが少ししたら慣れました。・・・が、問題もあって、フツー、ノベル風な文字表示だと
CGが少し暗くなのものですが、このゲームにはそれがありません。よって、明るい場面でだと文字が少し
読みづらいです。基本的には設定で変えられるべき事だと思うのですけど・・・。
チャート機能というものがありますが・・・未見エンディングの確認に使える程度で、攻略的にはそれほど
便利というわけでもありません。
自動メッセージ送り機能というものもあり、これは便利といえば便利です。デフォルトではオンになってい
ますので、そこは気を付ける点ですね。私的には、勝手に進んだので少しとまどいました。
その他は特にフツーで、特別に不便ではありません。
- なんかいい場面、キャラとか・・・
- 主人公はイジメを受けているわけですが、その相手にものすごく敵意を感じます。なんというか、
かなりムカムカします。
・・・というと、べつに誉めるべき所ではないような気もしますが・・・しかし、ゲームをしていて本気で
うれしくなったり虚しくなったりするというのは重要な要素です。このゲームには本気でムカムカさせ
られました。それはもちろん、ゲームシステムがトロくてムカムカしたというのではなく、虐め相手に
対してのムカムカです。
特別な感情を感じることもなくフツーにクリアしてしまうゲームもあるくらいですから、こういう感じも
重要なのではないでしょうかね。
あとは・・・エッチ度はわりと高めです。復讐相手を犯しちゃうときには全員に口を使うかどうかの選択肢
がありまして、その点が高ポイントです。
(・・・というか、ラブマニ2に期待(現時点で予定はあるらしい))
- 2000/5/19(金)
- つーわけで悠久3は少しの間、お休みです。(汗) まあこれも1週間あればクリアできるでしょうし、
合間にもプレイするかもしれませんし・・・そんなとこです。
さて、さっそくインストール。使用容量は90MBほどと少な目ですが、どうやら音声は無いようです。
んで、起動。
いきなり音楽モードに入れるようなのでとりあえず入ってみますと・・・なんと9曲。・・・少なっ。
だが合っていれば良いし、無駄に多くても困りますしね。とにかく始める。
このゲームは、映画の字幕風に文字が表示されるのですが、設定でフツーの横表示にも出来るようです。
私的には、テフォが縦表示なのでそのまま進めます。
・・・・・。
さて、なんだかものすごくムカムカします。べつにゲーム進行がへにょいわけではなく、シナリオそのものが
へにょいわけでもありません。主人公(だと思うが・・・)はいじめを受けているのですが、その相手に
ムカムカです。
よし、やれ。遠慮はいらん。(爆)
・・・っというわけでクリア。1回辺りのプレイ時間は1時間半ほどでしょうか。
とりあえずバッドっぽいです。
「もしいなくなるとしたら、それはおまえなんじゃないのか?」、というセリフが印象的でした。(謎)
- 5/21(日)
- 帰ってきました。(汗) 同時進行というのは出来るだけ避けたいのですが、まあこんなこともたまには
あるでしょう。
さて、前回のプレイでクリアデータがセーブできましたので、そのデータを使ってのプレイです。
初めからフツーに進めて・・・ちなみに前回は着たままプレイでしたので、今回は基本的に脱がせます。
んー・・・巫女さんは脱がせるべきではないでしょう。
・・・まあとにかく進めました。
予想どおり違う展開になりまして、鬼のことが少しよくわかってきました。
エンディングもフツーで、これがトゥルーエンドなんでしようか? けっきょく主人公は助かりませんでしたが、
これはどうやっても助からないようですね。奇跡でも起きれば別でしようけど・・・って、起きるのか?
奇跡が。(汗)
今のところの疑問である「主人公はどうしていじめられているのか」と「鬼と主人公に特別なつながりは
あったのか」というのは謎のままです。
とりあえず、もう少し別の進み方も試してみましょうかね。
- 5/28(日)
- 今回は、とりあえず全エンディングを目指しました。
それで目的は果たしました。
んんー・・・なにか寂しかったです。11個もあるわりには、過程が違っているだけで結果が同じという
感じのが半分はありましたからね。
チャートは全部埋めてもご褒美もなにもないらしいので、チャート埋めはあきらめます。
っというわけでこれで終わり?
んんー・・・やはり1回あたりのプレイが短いせいか、どう充実感が欠けるような・・・。(汗)
けっきょく、復讐を果たしつつも主人公が助かるというパターンはなしか・・・。
まあ主人公がどうして虐められているかというのはわかったような気がして・・・つまり理由なんてなかった
わけなんですね。それ故に鬼に取り付かれてしまったと。
・・・でもどうして鬼になったのか・・・。
うーん。なにか納得できないような・・・。
元々素質があったとか、そういうことではないのかねぇ
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