書き・2000/3/5
終ノ空
シナリオ キャラ 音楽 システム、操作性 それ以外のなにか
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音楽/PCM 音声/なし 修正ファイル/なし

プレイ日記(ネタバレあり)
 ストーリー、ゲーム性とか・・・
なんの変哲もないフツーの学校。
その学校で自殺が起きた。
その日から、なにかが徐々に変わってゆく・・・。
それは世界の終わり。
ふと気づくと、なぜか数日後には世界が終わることになっていた。
色々な人の、色々な想い。
それが必然的に重なり合って・・・世界は終わりに向かってゆく。

っというようなストーリー。
このゲームはマルチビューでゲームが進んでゆきます。そしてそのマルチビューとは、1つの物語を幾つもの 視点で進めてゆくもので、「このキャラが終わったら次はこのキャラの視点」という具合に、1つのシナリオを 別々の角度から見てゆくことになります。多少は同じことの繰り返しになってしまいますが、まあそれは それほど気になることではありません。
主人公キャラは4人で、プレイ順は固定です。

 曲とか・・・
なにやら破滅的に印象が薄いです。
・・・が、しかし、かといってダメダメなわけではありません。曲としてそれ単体ではたしかに印象が薄い ですが、このゲームの音楽は・・・効果音的、というか環境音楽的(?)、といいますか・・・まあ、ゲーム 自体に合っていないわけではありませんし、むしろ合っています。
単純に印象に残らない曲とは違い、このゲームの場合は「それはそれで良い」という感じです。

 システム、操作性とか・・・
このゲーム。インストールは必要ありません。ですからディスク容量の少ない環境下ででもプレイが 可能です。もちろんハードディスクからもプレイでき、その場合はCD無しででも起動でき、これまた便利です。
ゲーム中でのメニューは右クリック1回で出るタイプで、そこから文字を消したり早送りしたりできます。
全体として小機能ですが、まあそれほど不便ではありません。

 なんかいい場面、キャラとか・・・
まずは全体に漂うその雰囲気が良いです。4つの視点からシナリオを見られるわけなのですが、その 1つ目の視点はわりとフツーで、そこから第2第3と、先に進むにつれてある意味でおかしくなってゆきます。 これはー・・・まともに受け入れようとしてはダメです。とにかくフツーではないのです。
でも、私はこの雰囲気が好きです。
4番目に見ることになる視点では、私、最初のうちは頭が痛くなってきました。が、しかし、慣れてしまえば それはそれでいい感じでした。
感動ではなく、泣けるわけでもないし・・・特別に凄い衝撃があるわけでもありません。が、このゲームには それ以外のなにかがあります・・・。








2000/2/28(月)
とりあえずはスタートです。このゲーム、CDから直接読み込んでゲームを進めることも出来るようですが、 8倍速ドライブな環境では不安がありましたので・・・インストールしてからのスタートです。

まずタイトル画面。なかなかいい感じである。
続いてゲーム画面。メッセージウィンドウが狭いような気もするが・・・まあそれは慣れでしょう。
そして音楽。なかなかいい雰囲気を出してます。
文章。とくに狙っている感じはなく、それでいてなにげに良いです。
つまりは。・・・なかなか良いですね。

さてさて、1つの物語を幾つもの視点から進めてゆくというこのゲーム。プレイ前はちょっとばかし不安でしたが、 実際にやってみると実はけっこういいかもです。
まずは1つ目の視点でサクリとクリアしたわけなのですが、なんだか先が楽しみです。
あぁ・・・もっと早くやっていればよかったかもー・・・。
2/29(火)
第2の視点。若槻琴美。
途中で眠くなってしまいつつもなんとか堪え、そしてクリア。
んー・・・前半、ざくろが自殺した辺りの葛藤は少しうざったかったね。(謎)
行人のことを思う「ふにゃん」とした感じは良かったけど、なんかそれだけって気もー・・・。
全体として、1回目の時ほどの衝撃はありませんでしたね。
なんか、ただやられちゃっているだけって気が・・・。(汗)

まあ・・・がんばれ琴美。私は応援しているぞ。(謎)
3/1(水)
第3の視点。高島ざくろ。
行人の時はすでに死んでいましたし、琴美のときでも少ししか登場しなかったこのキャラ。実は・・・ なかなかいい性格しています。少し・・・ほんの少しだけ郁未チックな感じが・・・。(謎)
さて、それはともかく・・・なんだか凄まじい展開をこのシナリオは見せてくれます。
なにがすごいって・・・そりゃあんた、「世界を救う戦士だー」とかいきなり言われたって、ねぇ。
っていうか、それをそのまま信じているざくろが凄い。きさま、やはりただ者ではないな。
・・・。
・・・・・・。
うわー。すげー。(謎)
おもしれー。このゲームおもしれー。(追謎)

んで、そこで終わりにする予定だったのですが、この先がどうしても気になってしまい・・・。
第4の視点。間宮卓司。
を、はじめる。
うわー・・・これも色々な意味ですごいー・・・。

つーわけで4回目を少しだけ進めた。
3/2(木)
第4の視点。間宮卓司。
なにかどんどん凄いことになってゆきます。卓司にはよもや嘗ての面影はなく、信じた道を突き進んでおります。
そして、ここで納得。ソフトの発売前に雑誌で見た変な生き物達って、卓司から見た世界だったのですねぇ。 「いったいどんな終末が・・・」と雑誌を見つつも思っていたものですが、なるほどそうですか。
んで、まあクリア。
うーん。深い。

それで、それ以後は・・・。
うーん。これまた深い。
クリア後の回想モード(?)を見てみると・・・なにやらラストだけは分岐するようで・・・。
まあ・・・これはあとで試してみましょうかね。

っというわけで、これで終ノ空もクリアですー。
3/3(金)
今回はオマケモードをやる。
ラストの彩名編をやってみる。なにかいきなりこれをやってしまうのは間違っているような気もするのですが、 しかし、出来るのだから仕方ない。とにかく、やる。
なにやら色々と語り合って・・・空を見て終わる。
うーむ。やはり深い。

んで、これでほんとに終ノ空は終わりですねー。

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