1、 はるか上空を ひとつかみの雲が あてもなくさまよい 飛んでゆく 夢もなく 友もなく 何も見えはしない けれど椎名 おまえは来たんだ 裏山へつづくこの道を さぁ決心だ 今 みゅ〜埋める フェレットの亡骸 両手につかみ コートに師走の風はらませて 浩平のいる 見知らぬ学校 はるかな教室 めざせ 2、 小さな胸のなかに きざみつけた思い 親友の面影 もえてゆく あの学校での努力 無駄にしたくはない そして椎名 おまえはしたんだ 自分自身のために 復学を さぁ友達だ みあ よろしくね 行く手にうかぶ 輝く季節 ふくらむ胸に あこがれ抱いて いつか迎える 卒業の日を はるかに思い えがけ